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バルセロナから電車でタラゴナ世界遺産巡り。

投稿日:2014年9月18日

こんにちは。バルセロナ支店です。 今年の夏は雨や雷が多く、バルセロナらしくない夏でした。
最近は朝晩涼しくなりましたが、まだ日中は暑く残暑厳しいバルセロナでございます。
さて、今回はバルセロナから電車で1時間程南へ位置するタラゴナという街のご紹介です。

タラゴナの街はローマ時代「タラコ」と呼ばれていたそうで、街へ入る前には「TARRACO」と刻まれた岩が出迎えてくれます。(但し、これは車移動でないと見れない場所にあります。)

バルセロナからタラゴナへは、新幹線AVEを利用すれば30分で到着しますが、AVE到着駅はタラゴナ市内から少し離れているので、1時間かけても電車RENFEでカタルーニャエクスプレスを利用した方が、RENFE到着駅からは市街地まで歩いて行けるのでベターです。 まず到着したタラゴナ駅から中心地へ向かって行くと、見えて来るのは絶景の地中海。

個人的な意見ですが、タラゴナの海水はバルセロナよりも澄み切っており、 かなり綺麗な方だと思います。

ローマ時代の世界遺産の数々!

それでは早速! タラゴナにあるローマ時代の世界遺産の数々を見て行きましょう。 海を右手に歩いて行きますと、まず円形劇場(Anfiteatro)が見えてきます。

キリスト教徒の殉教で主に知られているのは、西暦258年に司教San Fructuosoと彼のアシスタントAuguiroと Eulogioで、アリーナの中央にある古いロマネスク様式の教会は彼らの為に作られたものです。

ローマ人が剣闘士や猛獣達を戦わせた場所です。海戦やキリスト教徒の殉教も行われていたようです。

円形競技場(シルコ・ロマノ=Circo Romano)

遺跡として残っているのが競技場の角っこのみなので、これが競技場跡?と疑ってしまいますよね。 ここから現タラゴナ市役所がある場所まで 「Cabecera del circo」(競技場の上座)と呼ばれていたゾーンだったようです。 当初は大きく長細い、今で言う陸上競技場のような形をしていました。 競技場は荷馬車レースとして使用され、今現在遺跡として残っているのは、 競技場のカーブ一部、観覧席の一部、入り口の一部、階段の一部、トンネルの一部、競技者が通っていたアーチの一部です。

サンタ・マリア大聖堂

1171年から1331年の長期にわたって建造されたため、ゴシック様式とロマネスク様式が混在したカテドラルとなっています。

正面から見て上部はゴシック、下部はロマネスク様式

さて、遺跡を一通り見たところで街を散策すると、あらら・・・?

良く見るとタラゴナの街は城壁に囲まれているようになっています。

元々城壁だった上に住居を立ててしまっています。
個人的には「ローマ時代の城壁がぁ~・・」と、遺跡を遺産として保存していない事に驚いてしまうのですが、これも住民が増えてしまった現状致し方の無い事なのでしょう。
城壁の上にピソを建ててしまうのも、こちらの人ならではのアイデアといったところでしょうか。 最後に少し足を伸ばしてポブレー修道院まで行ってきました。
ポブレー修道院はイスラム教徒に占領されていた地域を奪回した記念にフランスのシトー会僧侶によって1151年に設立されました。 のち、王室の修道院となった為、カタルーニャ·アラゴン王でもありイスラム教徒との戦い貢献したJaume Iやアラゴン王、バレンシア王、およびバルセロナ伯であったPere IVが眠っている場所でもあります。 1835年のMendizabal「教会財産の没収」から1940年の修道士による再構築まで荒廃していたようですが、その後は復活し今現在も修道院として修道士の生活の場となっています。

今回私はラス・ファレラス水道橋へは行きませんでしたが、こちらもタラゴナを代表する世界遺産(タラゴナ考古遺跡群)に登録されておりますので、ぜひお立ち寄り下さいませ。 それでは皆様、バルセロナへ来られた際は、ぜひタラゴナの世界遺産巡りも楽しんで帰ってください。 ローマ時代へタイムスリップしたような気持ちになる事間違いなしですよ。

最後におまけ情報

何回か日本のテレビで紹介されたようですので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実はタラゴナにはマジンガーZがいます!

 

80年代に作られたものらしいのですが、当時テレビのチャンネル数は少なかったので、子供達は皆マジンガーZを見て楽しんでいました。その視聴率何と80%!!!
ここへ訪れたのは2回目ですが、前回は裏側に穴が開いていたり、色も薄く世代を感じる銅像だったのですが、何とまぁ~綺麗に補修されているではありませんか。 穴も修復!色も鮮やか!祝、BRAND NEW マジンガーZ! 皆様もぜひ遊びに来てあげて下さい。