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祝!ノーベル賞2014

投稿日:2014年11月4日

2年ぶりに日本人のノーベル賞受賞が決定しました!

物理学賞の赤崎勇さん(名城大学教授)、天野浩さん(名古屋大学大学院教授)、中村修二さん(カリフォルニア大学教授、アメリカ国籍)です。

12月10日の受賞式の模様はテレビで全世界的に放映されるので、きっとご覧になる方も多いと思います。そこで、授賞式が行われるコンサートホールと晩餐会が行われる市庁舎、そしてノーベル賞博物館についてご紹介したいと思います。

ノーベル博物館内のパネルを撮影

ノーベル賞授賞式

コンサートホール(Konserthuset)は、ストックホルム中央駅から地下鉄で1駅、歩いても10分弱のヒュートリエット(Hötorget)にあります。

ヒュートリエット(わら広場)は、広場の三方を、コンサートホール、映画館/マーケットホール、PUB(グレタ・ガルボが店員だったことでも有名なデパート)が囲み、クングスガータン(王様の通り)が最後の一辺を形成しています。

マーケットホール

PUB

普段、ここの通りは青空市場が立ち、四季折々の果物・野菜や花などを売る人たちの声でにぎやかなところです。

ちょっと果物が食べたくなった時や、マーケットを覗きたくなったら、ぜひこの広場に足を運んでください。

映画館の端に小さく入り口のあるマーケットホールは、中で気軽に食事ができるようなカウンターやテーブルのあるお店も多いので、気取らずに食事ができます。(ただし営業時間は平日18:30まで、土曜日16時まで、日曜休なのでご注意を!)

さて、話を戻してノーベル賞授賞式ですが、式当日、ホールの舞台はノーベル財団の青いマットで覆われ、アルフレッド・ノーベルが晩年を過ごしたサン・レモから送られてくる花で埋め尽くされ、厳かながらも華やかに変身します。舞台上方に控えるのは王立交響楽団です。

Wikimedia Commonより

受賞者とロイヤルファミリーは舞台上に座席を設けられます。受賞の功績を紹介するスピーチに続き、各受賞者はスウェーデン国王カール・グスタフ16世からメダルを授与されます。

残念ながら、この式は一般人は見学できません。小さなホールなので、メディア関係だけでいっぱいになってしまいます。なので、ストックホルムに来ても、ご自宅でテレビを見てても同じですね。

ノーベル賞晩餐会

授賞式が終わったら、場所を市庁舎(Stadshuset)に移して晩餐会です。

Wikimedia Commonより

青の間(青くないのですが)は回廊や周りの部屋も合わせて約1300㎡。そこに約1300人の招待客の座席が作られ、ディナーが振舞われます。(ノーベル賞ディナーの食事内容は以前のブログをご参照下さい)

この青の間はイタリアの広場風に作られた部屋です。晩餐会では柱のむこうの回廊も、奥に見えるドアのむこうの部屋も使われます。

何もないと広く見えますが、ここに1300人が座るのはちょっと不可能・・・に思われます。

ゆったり座って食事を楽しむのは無理な相談です。それにしても1300人分に給仕するウェイター/ウェイトレスたち、そしてそれを料理するコックさんたち、大変ですよね。彼らにこそノーベル賞を授与すべきだという意見は昔から有力です。

晩餐会でもサンレモから届いた花がテーブルだけでなく広間中に飾られていますので、どうぞこちらもじっくりご覧下さい。

ディナーは、前菜、メインコース、デザートの3コースですが、その合間にエンターテイメントあり、受賞者の紹介とスピーチありで7時から始まって10時か11時ぐらいまでかかります。

ノーベル賞晩餐会用のテーブルウェア

そしてディナーが終わったら、青の間の上にある黄金の間でダンス・パーティです。

こちらは金のタイルを使ったモザイクで飾られた、名前どおり『黄金』の部屋です。

市庁舎は、実際ストックホルム市の行政が行われているところですので、内部は自由に見学できませんが、ガイドツアーに参加すれば青の間、黄金の間だけでなく、議会場なども見て回れます。

見学時間は約40分、毎日10時~15時の毎正時に英語ツアーが出発します。

(特別行事で突然閉館することもあります。また議会で審議が行われている間は見学ツアーは議会場には入場しません)

市庁舎のちょっと目立たない入り口をくぐったら、

すぐ右にあるさらに目立たない入り口を入ってください。

市庁舎を入るとすぐに看板があるので、見落とさないように。

お土産ショップになっていますが、ここのレジでガイドツアーの申し込み・支払いをします。

小さくて細長いショップで、奥のドアからガイドツアーがはじまります。

ノーベル博物館に行く時間のない方はここでチョコをお買い求め下さい。チョコ以外にも意外と充実の品揃えの土産物やさんです。

お店にはノーベルチョコも売っています。ただしこれは、市庁舎の模様。

レジの横にもノーベルチョコ。人気商品です。

ノーベル博物館

時間のある方は、ノーベル博物館にも足を延ばしてみて下さい。市庁舎からだと、一度中央駅に戻ってから地下鉄に乗ってガムラスタン(Gamla Stan)下車です。

海を背にして上に上にと歩いていくと、ちょうど島の真ん中あたりにあるストールトリエット(Stortorget大広場)に出ます。

この広場に面して建っているのがノーベル博物館です。

広場の向かいにはStortorgskällaren(ストールトリス シェラレン)というスウェーデン料理が一通り味わえるレストランがあります。観光客向けではありますが、はずれのないレストランです。

その横には、ちょっとお茶をするのにちょうどいいカフェもあります。

カフェコッペン。コーヒーやデザートだけでなく、サンドイッチやラザニア、スープなども食べられます。これぞガムラスタンという古い建物に作られたカフェです。

 

お隣のショコラードコッペンも姉妹店です。

お昼時や夕食時は混んでいるので、なかなか入れないかもしれません。

カフェコッペンの並びにはみやげ物店も。ルーンステン。(ルーン石の意味です)

ちょっとお洒落なダーラナ馬の置物も売っています。

ガムラスタンの中心にあるこの広場ですが、12月にはクリスマスマーケットが開かれます。(2014年は11月22日から12月23日の11時から18時)

この時期にストックホルムに来たら、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

 

さて、余談はそのくらいでノーベル博物館です。

今まで受賞した方々の功績を説明するのが主な目的の博物館なので、何か特別な分野に興味がない場合は(私ですが)、展示内容はあまり面白くないかもしれません。そういう方はショップへ。(入場料は払わなくてもショップには入れます)

受賞者の書いた本などまじめなものがたくさんありますが、結構面白いものもありますよ。ちょっと変わったお土産探しにどうぞ。

そしてノーベルチョコ。

定位置のレジ脇に。

 

入り口を入ってすぐ左側はカフェになっています。ここでは、1976年から1998年までノーベル晩餐会で出されていたアイスが食べられる(しかもノーベルチョコ付き!)のと、いす(何の変哲もないカフェのいすです)の裏側に、受賞者のサインがあるのが売りです。アイスはおいしいですが、感動するほどではなく、椅子の裏のサインは誰のものか解読するのが困難です。あまり過剰に期待しないで下さい。念のため。

 

さて、これであなたもノーベル賞通。テレビで受賞式や晩餐会の様子を見るのが楽しみになりますよ。